新築マンションを購入された方から、よくお問い合わせいただくのが間仕切り壁撤去です。新築のタワーマンションが建つと必ずと言っていいほど、ご相談をいただきます。
LDKとその隣の洋室との間仕切壁を撤去して、広いLDKにしたいというご要望で、新築で建ったばかりなのにリフォーム?と思いますが、引っ越して新しい生活を始める前に、『より住みやすいように』リフォームをしたいというお客様がたくさんいらっしゃいます。
マンションを建築した建築会社に頼めれば良いのですが、建築会社の規模が大きくて、このような細かいご要望にはなかなか乗ってくれないのです。
そこでINOKENの出番です。数々の施工実績と経験でリフォーム専門会社としての力を発揮します。
間仕切り撤去リフォーム
価格 ¥500,000-(税込¥550,000-)室内養生費、既存間仕切り壁解体撤去費、取り合い補修費、フローリング部分施工、クロス部分施工、スイッチコンセント移設工事費、処分費、材料費(床材・クロス材)込みの価格です。
※これ以外の付帯工事は別途お見積もりいたします。
工期について
実作業日は4日~5日くらいです。
DAY1養生、既存解体、電気工事
DAY2天井・壁・床 取り合い補修
DAY3床、フローリング部分施工
DAY4クロス補修
DAY5残工事、清掃
工事の流れ
工事の一例を元に、工事の流れをご紹介します。
この平面図のLDとベッドルームとの間仕切壁(水色のマーカー部分)を撤去して、広いLDにします。
【施工事例】
こちらの左側の壁を解体撤去します。
養生をしっかりとして作業に取り掛かります。
壁を手際よく解体していきます。
ここで解体する壁についている『巾木』を取り合いで使うため、生かし取りします。
間仕切壁を撤去すると天井と壁と床に壁厚の穴ができます。
これを補修する技術がかなり難しいのです。
解体中に気を付けなければいけないのは『マルチコンセント』です。『マルチコンセント』とは、TV配線やNTT・インターネット配線や電源配線の集まりです。
この『マルチコンセント』の位置をどこに移設するか、配線ルートを考えます。
今回は、LD側の小袖壁に移設しました。
配線の長さが足りないので、配線の延長をします。
次に天井と壁の解体部分との取り合いを補修していきます。
これで天井と壁の補修は完了です。
次に、床の補修です。
このように壁の厚み分、床材がありません。
ここに新床材を足して張っていくのですが、旧床材と新床材との取り合いに段差があってはいけません。そこで微妙な段差調整をしていきます。この作業が仕上がりにかなり影響します。
下地ができたら、新床材を張っていきます。バリを掛けて、一晩接着剤で固定します。
翌日、バリを外して、段差の確認をし、クロスの下地処理(パテ処理)をします。
マルチコンセントも移設が完了しました。
延長のため一旦、TV配線を遮断したので、TVの受信レベルチェックも忘れずに行います。
クロス下地ができたので、クロスを貼っていきます。
既存クロスとの取り合いがとても難しい技術です。
よく聞くのが「LDと洋室のすべてのクロスを貼り替えないとダメです」と言われた、との事。
確かに、全部貼り替えるほうが仕事が楽ですし、クロス職人の技術に左右されない仕上がりになります。しかし、それでは当然材料を多く使うので、費用がかかります。
INOKENでは最低限の範囲での施工をし、予算を抑え、数々の経験をこなしてきた、クロス職人が技術をお見せします。
完成です。
床も天井も取り合いはきれいに仕上がっています。
初めから、ここに壁はなかったかのように仕上がりました。
実は、この工事は難しい点が他にもございます。
1.既存の床材に新規床材を張り合わせるので、既存の床材のメーカーと色品番、在庫の可否。
2.既存のクロス材に新規クロス材を貼り合わせるので、既存のクロス材のメーカーと品番など。
この2点が重要な材料の選定になります。
通常は、マンションの特注品のため通常の販売ルートではこちらの材料は取れませんが、INOKENでは特殊品の販売ルートを持っているので、対応可能です。
間仕切壁を撤去して、広いリビングをにしたいとのご希望を実現しませんか?
INOKENは、お客様の夢の実現のお手伝いをいたします。