解体もだいぶ進んできたので、ここで一度お客様と打合せです。
まずは、今回のリフォームで段差を最小限に抑えたいのですが、それに際し、こちらの物件は、梁が多い💦
よって、場所によって背の高い方には天井が低いΣ( ̄□ ̄|||)って思ってしまう場所が出来てしまうかも、、、。しかし、幸いにも頻繁に通る場所ではないので、そんなに気にはならないかと思います。
掃き出し窓に関しても、
施工前は段差があり、跨ぐ(またぐ)形になっていたので、フラットにしたい‼
そうすると背の高い方は、くぐるような形で出入りしなくてはなりません。
キッチンや押し入れのあるハリに関しても、そこを考慮しながら、新しいキッチンとクローゼットの施工を考えます。
一か所、一カ所お客様に説明をして、ご納得いただきました。
さあ、工事に戻っていきましょう🎵
こちらは躯体コンクリートに直に床材を貼っていました。
と、いうことは、床の下には配線などは一切ないということ。
配線はいったいどこに??
天井しかないですよね💦
天井にこんなにたくさんの線が((+_+))
電気やテレビ、インターネットなどなど。
こちらもこの機会に、いる線といらない線を分けて撤去・残留・使用に分類します。
電気の配線工事も、早々に行っておきます。
続いて、配管工事です。
古い管を撤去します。
トイレの解体が終わると、PS(パイプスペース)へ通じる壁がブロックであることがわかりました。
トイレ側 PS側
一つは既存の共有部の立管排水管につながる穴です。その隣に新規給水管用の穴を開けます。
じゃあ、今までの給水管はどこだったの??
PSを確認してみると給水管は、地面へと潜っていました。
管が地下に潜っています
よって床の躯体コンクリート内を通っていたと思われます。
今回は、ブロックに開けた穴を使用し、新規給水管を使用して既存の給水管は一切使用しません。
新規排水管の施工に参ります。
トイレ 廊下 洗面室 廊下 キッチン 浴室
今回の工事では、この排水管の高さが大きなキーを握っています。
排水管の高さが低ければ、廊下とリビングの段差を解消することが出来るのです。
しかし、排水管はしっかりと勾配を取らないと排水が流れずに大問題になってきます。
今回は、キッチンに食洗器を設置します。そのため、キッチンのシンク側には排水管が2本必要です。
キッチンに2カ所の排水管がセットできました。
しかし、何か気になりませんか??途中茶色の管に代わっている部分があります。
グレーの管がなくなって代わりに使用したわけではないですよ(*^▽^*)
奥のグレーの管はシンク用、手前の茶色い管が食洗器用。
ピン‼と、きた方もいらっしゃるのでは。
食洗器は、かなり高い温度のお湯で食器を洗います。
その高温の汚れた水が直接排水管に流れてしますと、排水管が徐々に傷んでくる恐れがあります。
そのため、食洗器の排水部分だけ高温用の茶色の特殊管を使用しています。
先ほど、通した給水管を水廻りのところまで引っ張っていきます。
トイレ 廊下 浴室 洗面室 キッチン
お湯に関しては、洗面室に給湯器がありそこから配管されます。
さあ、だいぶ床下の配管・電気施工も進んできました‼
次回も楽しみお待ちくださいませ(*^▽^*)