こんにちは、INOKENです。
本日は、マス工事の現場紹介です。
まず、マス工事？？ここがまずわかりませんよね。
汚水桝（オスイマス）は、ご存知でしょうか。
これは、トイレやキッチン・お風呂から流れる汚水専用のマスのことです。それぞれの排水管を一本の管へ合流させる場所や、管路の折れ点などに設置されています。この汚水桝に関する工事をマス工事と呼んでおります。
今回、昔に増設したお部屋の隅に洗濯機を置くための洗濯パンを設置することとなりました。
洗濯機を置くということは、水道と汚れた水を排水する箇所が必要となってまいります。
今回の現場は、こちらです。
赤丸のところから、外のこのマスに排水を流していくように排水管を通す予定です。
管をむき出しにするわけにはいかないので、穴を掘って下に埋めていきます。かなり大きな工事になってまいります。
しかし、なんと！！！
増築した部屋内の人工芝をめくってみると、すごいものが出てきたのです！！
マスです（＾V＾）
一気に工事が簡単になりました。
洗濯バンの架台を造作し、管をここに出せば終わりです。
あとは、外にある水道を、分岐させてこちらに新しい水道を作るだけ！！
まずは、水道管の切り廻し工事から。
ちょうど、洗濯機を置く真横に外の水道があるので、この水道を分岐させます。
穴を掘って水道管の位置を確認。ハンマードリルを使って穴をあけます。
外から見たものと、中から見たもの。
続いて、水道管を分岐させて造作します。
専用ジョイント器具を使い、部屋の中の水道が完成しました。
部屋の中では、洗濯パンの造作が進んでおります。
次は、マスへの排水路を作っていきます。排水管のジョイントを使い下向きに。
マスのふたは、専用の金属カッターで排水管の形に合わせてカット。
なかなか大変な作業です。
水道管は埋め戻し、開けた穴のすき間は、防水パテでしっかり塞ぎます。
洗濯機を置くために、上の棚板もカットし、水道を取り付け、マスの蓋もしっかり閉めました。
人工芝を戻して、完成です！！
今回は、大がかりになる工事予定が、マス発見により、小規模な工事になりました。
逆に使えると思っていたマスが使えなくて、大がかりな工事になることもございます。
INOKENは、どんな工事にも、しっかりと対応させていただきます。
うちも洗濯機の位置が悪くて、場所を移したいって思っていたの。
そんな方がお見えになりましたら、ぜひＩＮＯＫＥＮに一度ご相談ください。
より良い方法をお客様と一緒に考え、感動的なりフォームをご体験いただきたいと思います。
