それでは、解体を進めていきます。
あっという間に押入がなくなりました!!
そして、キッチン側が姿を現します。右端は、抜くことのできないマンション共有の立管がありますので、ここだけ少し出てしまう形になりますが、それならそれを生かしてここに換気扇を持ってこよう!!
ということで、この写真で言いますと、左端にある換気扇の管を撤去して、右側に新規で作っていきます。
こちらが、既存の配管です。
和室とリビングの間の躯体とともに、大きな梁となっていました。
躯体は、なくすことができないので、このまま残りますが、配管がなくなったおかげで、こちらの梁の大きさは半分くらい小さくなります。
続いて、新規の配管をご覧ください。
最後の図をご覧ください。施工前の図面です。青線が既存の配管で、赤が新規配管になります。
新しく移動した方は、これを隠す梁型を作ります。
ダクト配管の移動なんて、こんなことも出来るんだ!! とお思いになったかたも多いことと思います。
経験豊富なINOKENなので、できてしまうのです。
フルリフォームだからこそできる工事でもありますね!!
さあ、ここまで来たら、梁を作って、壁を整えクロスを貼るのみ!!
いやいや、今回はこれだけでは終わりません。
今、和室を壊しましたよね。
大きなリビングになりましたが、ちょっとしたお部屋があると、子供部屋や、リモートワークのための書斎、追々はクローゼット。などなどの使い勝手の良いお部屋が作れませんかね?とのお言葉を頂戴しました。
じゃあ、作りましょう🎵
どんなお部屋になるのか、次回はこのお部屋のお話をさせていただこうと思いますが、まだ時間があるので、豆知識。
このリビングの中に、今回はお部屋を作ります。そうすると外との接点がありません。その場合は、不動産の登記上、ここは部屋数にカウントされないのです。そのため、お部屋を作っても、3LDKとはならずに、2LDK+Sとなります。Sとは、サービスルームのことをさします。
こんなこと、知らないですよね!!
ということで、今回はここまでとなります。
お読みいただきまして、いつもありがとうございます。