本日は旭区の一戸建て住宅に伺っております。
だいぶ経年劣化の激しい雨戸の戸袋の交換のご依頼です。
写真のようにボロボロになっていました。
この雨戸戸袋全体を交換すると予算もだいぶかかるので
戸袋板の部分だけ交換いたします。
こちらのお客様宅のように雨戸の戸袋が長い間、雨ざらしになって
ボロボロになってしまっている。というご相談は結構ございます。
こちらを補修工事いたします。
まずは、ボロボロの部分を解体します。
ここに新しくべニアを張るのですが、
これが結構ポイントになります。
それは、べニアなら何でもいいわけでは
ないからです。
べニアの厚みは4ミリでいいのですが、W寸法が問題です。
何故かというと…。
そもそも、戸袋には雨戸板が納まることになっております。
雨戸のW寸法は、ほとんどが90センチです。
その90センチの雨戸板が納まるのですから、
当然、戸袋は90センチ以上でなければなりません。
市販のべニア板のW寸法は91センチです。
これでは、戸袋用のべニアとしては、寸法が足りません。
そこで、INOKENの仕入れ先の材木屋さんから仕入れる、
『戸袋べニア』というものがあります。
この『戸袋べニア』のサイズは、94.5センチ×186センチです。
これなら戸袋の補修に使えます。
というわけで、戸袋べニアを取り付けます。
写真のものは、既存の戸袋枠の色に合わせて
事前に塗装しておいたものです。
と、本日はここまでです。
次回は、取付作業のご説明になります。
お楽しみに~(@^^)/~~~