今年は秋がなくて一気に真冬が来たような気がします。
そんな日のお風呂は、冷えた身体が温まる最高の癒しの場所ですよね‼
そんなお風呂ですが、今回このようなご相談を頂きました。
お風呂の床がタイルなので非常に寒いので、何か対策をしたいとの事でした。
タイルは、どうしても冷えますよね。夏場は良いのですが…。
そこで、今回はバスナフローレという商品をご提案させて頂きました。
『バスナフローレ』とは東リから出ている、浴室用床ビニル床シートです。
ヒートショックの軽減、防滑性、水はけ性、クッション性に優れた床材になります。
こちらを、既存のタイルに貼ればリフォーム完成です。
しかし、貼ればと簡単に言いますが、簡単なものではございません。
まずは、既存のタイルをよく見ると、目地がありますよね。
これを埋めてから、平らにしないと、新しいシートを張ったときに凸凹になってしまします。
最初に、シートをタイルの床面に合わせてカットしていきます。
その後、タイル床を平らにするためにセメントでタイル目地の凸凹を平らにしていきます。
セメントが塗り終えたら、やすりをかけて床を平らにします。
早く乾くようにドライヤーなどを使っています、季節によって乾く時間も大きく変わってきます。
続いてもう一度セメントを塗ります。
2回目のセメントを塗って下地完了です。
ここに専用の接着剤を使います。
1液と2液を混ぜ併せて床に塗っていきます。
この接着剤のにおいが強烈ですごく臭いのです。
しかし、良い工事をするには、そんなことにひるんではいられません。
全体に接着剤が塗れたら、2人がかりでシートを張っていきます。
圧着ローラーでしっかり圧をかけていきます。
これで、完成です‼
今回、並行して、浴槽のコーキングも一緒に行いました。
年数が経つと、どうしてもカビが生えてきてしまいますよね。
そんな時は、コーキングの打ち直しをすれば良いのです‼
毎日使うお風呂ですし、やはり清潔にしておきたいですよね‼
こちらが、施工前になります。
既存のコーキングを削り、マスキングテープでコーキングの範囲を決めます。
このコーキングの最大のポイントがこのコーキング削りとマスキングテープなんです。
マスキングテープがコーキングのラインになるので、このテープの貼り方が曲がっていたりすると仕上がりももちろん曲がってしまいます。
マスキングテープを貼る際に、既存のコーキングが残っているとマスキングテープがうまく貼れません。
以上のことより、この2点がとても重要となってくるのです!!
マスキングテープを貼る際は、仕上げに使うへらを当てながら、幅を確認しています。
このへらも、職人みんなそれぞれの『Myへら』を持っており、それに合わせた個々の幅というものがあるのです‼
職人の世界ですよね‼
コーキングをして、マスキングテープを剥がして、完成です!!
フロアの廻りもコーキングを打って、すべて完了。
これで、寒い冬に寒いタイルのお風呂に入らずに済みますね‼
もし、お風呂の寒さにお悩みの方、こんな無茶な要望は無理かな?っと思うことでも、ぜひ一度INOKENにご相談ください。
100%叶えられなくても、別の引き出しを使って120%満足できるリノベができるかもしれません。
皆様の現在のおうちのお悩みをお聞きし、INOKENはお客様に寄り添い同じ気持ちになって、今後の生活空間を考え、お客様にとって最適なリノベをご提案させて頂きます。
ぜひ、INOKENの感動的なリフォームをご体験ください。
そして、近所のおうちのかかりつけ医のような役割として末永くお付き合いをさせて頂けたら幸いです。
お悩み解決‼ お風呂編 ≪完≫