さあ、それでは実際の工事へと入ってまいりましょう。
まずは、解体です!!
クロス・床・キッチンなど、すべてリフォームしますので、全部解体です。
まずはキッチン解体です。かなりの年数、使用されていたので、かなりの汚れがありますね。
クロスとカーペットをすべてはがします。
和室においては、畳を入れ替えるので、畳も撤去します。
一行前に戻りまして、カーペットについてです。
中古マンションを購入し、リフォームを予定されている方に、豆知識です。
今回のマンションもリビングはカーペットでした。
ここのマンションに関しては特に規定がなかったのですが、中には必ずカーペットではなければならないというところもあります。
カーペットのメリットとしては、下の階に音が響きにくいということです。もし、内覧に行かれて、カーペットの場合はフローリングに交換できるかどうかを一度確認しておくことをお勧め致します。
床下地も撤去して、配管なども確認し、整理していきます。
そして、解体が終わりましたら、続いては床を作っていきますね。
今回の床を作る工法は、乾式二重床・置床工法と言います。
そして、万協システムフロアーという支持脚を使っています。
置床の支持脚に防振ゴムを使用しているため、遮音性能が高く、マンションライフで問題となる生活音・床衝撃音をしっかり吸収。鉄筋コンクリートスラブなどの躯体の上に堅牢な支持脚で空気層を設けるため、冷えや湿気も防止する優れた床下地部材です。
このT字が支持脚になります。写真のように、この支持脚をおいて、その上に床の下地となるパーチクルボードを置いていきます。
その上に捨て貼りべニアを貼って、床の下地が完成です。下地がきれいに平らになったので、あとは仕上げ材である、フローリングを貼るだけです。
皆さんのお部屋の床は、どのような構造になっていますかね?
この様な工事を見ると、自分の家の床についてちょっと知りたくなってきませんか??
次回は、クロス張りや設備設置などとなってまいります。
INOKENは、渋谷の街中でもお仕事をさせて頂いております。
いつでも、お客様とその土地にあったリノベをご案内させていただきます。