突然ですが『フランス落とし』ってどういうものかわかりますか?
これです。
よくビルやマンションなど入口ドアにある、ドアを固定する金物のことを『フランス落とし』と言います。
親子式の玄関ドアの子供の方を開けてみると、下に穴があります。
ここに『棒』を落として、ドアを固定します。
語源は、リビングなど、テラスやバルコニーに出入りする洋風建築の「フランス窓」がありますが、
この窓はガラス入りの二枚の開き扉です。
この「フランス窓」に付けた「落とし金物」ということで『フランス落とし』と呼んでいるようです。
さて、その『フランス落とし』の修理・交換のご依頼を頂きました。
こちらのお客様宅は、大理石の玄関土間からリビングにつながる廊下がすべて大理石になっています。
ピアノを購入されて、台車で搬入するときに、台車が『フランス落とし』の棒が落ちる穴に引っかかり、壊れたようです。
この ”穴” だけ交換することであれば、それほど難しい工事ではないのですが、
よく見ると大理石が欠けております。
となると大理石の交換も必要になってきます。
大理石と一言でいってもかなりの種類があります。
その中から、現場と同様の柄や色味を選ばなければなりません。
目地がありますので、そのサイズに加工することも必要になってくるでしょう。
大変なことになりそう…。
でも安心です。INOKENにお任せください。
数々の施工実績で培った経験で大理石の選定をします。
ということで、大理石が見つかりました。
それでは、修理・交換工事に入ります。
と、今回はここまで。
次回をお楽しみに‼