前回の引き続きです。
それでは、交換作業に入ります。
施工場所は、お家の中の廊下です。
これから、傷んでいる部分の大理石を削って取り出します。
かなりの粉塵が舞い散ります。
よって、十分な養生が必要になります。
十分な養生をして、削り取る部分をマスキングしてから、いよいよ作業に入ります。
グラインダーを目地に沿って入れて、交換する部分の大理石を独立させます。
このときにすごい粉塵が出ます。
そこで…
このダクトファンで削って出てきた粉塵を屋外に逃がします。
そういう所作をしないで、メクラめっぽうに工事に走ると、家の中が真っ白になってしまいます。
こういったことができるかどうかでリフォーム会社のレベルが問われると思います。
「削り粉がちょっと出るんですよね~」とか「すみません。仕方のないことで…」など
平気で言う業者がいますが、とんでもないことだと思います。
さて、続きです。
パカっときれいに独立した大理石が取れればいいのですが、接着剤できっちり貼ってあるので、
ちまちま少しずつ撤去していかなければなりません。
撤去が終わって、大理石を加工し、接着剤を塗りなおして、貼り付けます。
新しくフランス落としの穴を開けるのに、正確な位置出しが必要になってきます。
最後に目地材を入れて完了です。
この「最初から何も変わってない」ような修復の仕方がいわゆるプロの仕事です。
お客様には、とても喜んでいただけました。
マニアックな修理・交換のご相談は是非ともINOKENにご相談ください。
きっと、喜んでいただけるようなリフォームができると思います。
ありがとうございます。