ここのところ、『窓の結露がひどいのですが？』
とのお問い合わせがとても増えています。
暦の上では、“大寒”を迎えています。
横浜も毎日ものすごく寒いですよね。
ですので、お部屋の暖房もかなり稼働している
状態だと思います。
そうなると、暖かいお部屋の空気に溶けている水蒸気が、一番寒い窓ガラスに水滴となって現れる。
それが、『結露』です。
そこで、かなりのお問い合わせを頂いておりますのが、エコガラスです。
エコガラスには、大きく分けて２通りあります。
1つは、今ある窓サッシの内側に
もう一つ樹脂製サッシを取り付ける方法。
そして、もう1つは、窓サッシのサッシはそのまま
ガラスのみを交換する方法です。
いずれにしても、断熱効果は絶大です。
エコガラスの工事をされたお客様には、本当に喜んでいただけます。
しかし、たまに、工事後の様子をお伺いするためにお電話を入れさせていただくと
「エコガラスを入れたのですが、少しだけ結露がするんです』と言う声をお聞きします。
これは、そもそもお部屋に溶けている水蒸気の量がかなり多いということです。
『エコガラス』は、水蒸気を吸収するガラスではありません。
氷のように冷たいガラスを断熱することによって、冷たいはずのガラス面が冷たくなりすぎず、
水蒸気が水滴となりにくくなる。よって、結露の軽減になるということです。
この『エコガラス』にお取り換えして頂いた窓に結露が少し現れたら、
お部屋の窓を少し開けて、換気をしてください。お部屋にある余分な水蒸気を外に逃がしてください。
車のガラスが曇ったときに、ウインドをちょっと開けてみると
スっと曇りが消えるようになるのと一緒です。
水蒸気を加湿器などで過剰にお部屋に放出しすぎると
内部結露と言って、壁の中の見えないところに結露が発生し、いつの間にか、壁のクロスの下が真っ黒になったりします。
湿度のコントロールは、健康上からもとても大事だと思いますのでうまく付き合っていきたいですよね！
これもINOKEN流の住まい作法のすすめです。
