本日は横浜のお家へ。洗面化粧台の交換にお伺いしました。こちらを交換します。さあ解体です。
あっという間に古い洗面台は解体されました。
今回、右側にある収納を新規交換します。
洗面化粧台の壁に収納を作るのは、
ちょっと前に流行ったようですが…。
この収納を「メディシンボックス」と言います。
欧米では、歯磨きやひげ剃りとともにうがい薬や頭痛薬等を
この棚にしまって置くことがあり、そう呼ばれるのです。
日本人の感覚としては、洗面台に薬を置くことは少ないと思います。
それは、水気の多い場所であるため、
薬の品質保持に不安があると感じるからです。
また、歯ブラシやひげ剃りなどを水に濡れたまましまうと、どうしても黒カビが生じやすい。
扉の中にしまうと換気が悪い…。
という理由で、歯ブラシやひげ剃りは洗面台の空きスペースに並べて置いておく。
電動歯ブラシや電気カミソリなどはその方が都合がいいし、歯ブラシなど外に出して置いた方が
カビの発生を防ぎやすく、清潔であるという点で、「メディシンボックス」は徐々に減っています。
今回は、扉を閉めても通気が確保される設計で、ときどき洗浄できて、
棚の奥行きが浅く、掃除しやすい新しい「メディシンボックス」を設置しました。
配管(給水・給湯・排水)の切り廻しをし、洗面台を設置します。
クロスを貼って完了です。
今回、採用していただいた洗面化粧台は、INAX『ラルージュ』です。
写真を見ていただくと分かりますが、左上の壁面に窓があります。
既成のミラーキャビネットを取付できません。
ですので、今回は、ミラーキャビネットなしでコーディネートしました。
ミラーはお客様にご用意いただき、額付きのミラーを設置しました。
おしゃれな洗面台になりました。
INOKENでは、洗面化粧台の交換の時に設置後に気になる点をあらかじめご提案させていただきます。
お客様の住まい作法に合わせたご提案をいたします。