洗面化粧台交換工事の時に気をつけていることがあります。
それは、ミラーキャビネットの背面の壁に下地を入れる事です。
長年使用していた、洗面化粧台のミラーキャビネットが突然落ちてきたという話をよく聞きます。
それは、石膏ボードにボードアンカーという下穴にはめ込む部品で
ミラーキャビネットを固定していることから発生する事故です。
軽量な物なら固定も可能ですが、ミラーキャビネットなどのちょっと重いものだと
その時は、固定されているようですが、長年お使いになっていると
負荷が加わり脱落につながります。
洗面化粧台の交換にお伺いしたとき、たいがいは木下地(垂木やベニアなど)がありますが
たまに、石膏ボードにボードアンカーのみで取り付けられているミラーキャビネットを見かけます。
INOKENでは、脱落の危険をお客様にご説明し、ご提案させていただいています。
こちらの洗面化粧台を交換します。
既存の洗面化粧台を撤去し、既存の石膏ボードを外し、下地用のベニアを張ります。
こちらの洗面化粧台のミラーキャビネットの取付はボードアンカーのみで取り付けられていました。
あとは、クロスを貼ってから、新規洗面化粧台を設置します。
出来上がってしまうと、そのときはわからないけど、
時が経つと問題が生じてくる可能性がリフォームには結構あります。
手抜き工事とは言いませんが、経験による知識は歴然とあります。
INOKENでは、数々のリフォーム実績で培った経験をお客様にご提供いたします。