INOKENにお問い合わせを頂く内容で、意外に多いのがカーポートの屋根材の交換です。
これが結構難しいのです。
工事自体はそんなに難しい内容ではないのですが、
そのカーポートの屋根材の特定が非常に難しいのです。
今回、ご依頼のあったカーポートこちらです。
電線の工事をやっていた業者が工具を誤って下に落としてしまい、
その下にあったカーポートの屋根を割ってしまいました。
そこでINOKENにご依頼を頂きました。
この屋根材(アクリル)の選定がとても難しいのです。
今は、ネットが普及しているので何でも調べればわかる時代ですが、
これはわからないのです。
TOEXの商品というのはわかるのですが、この品番のようなものでは、実はわからないのです。
ここでINOKENの数々の施工実績と経験が役に立ちます。
どうやって調べるかというと、
1、施工の時期(何年前の何月か?)
2、カーポート本体の大体の大きさ(寸法幅×高さ×奥行、柱の数…)
これを参考に昔のカタログから人海戦術で、つまり手作業で調べるのです。
となると、昔の資料(情報)がないと商品の選定が出来ないのです。
アクリルなら何でもいいわけではありません。
そのカーポートに合うものでなければ、何となく取り付けても、必ず不具合が出てきて外れてしまいます。
また、商品の選定(カーポートの製品名)などがわかっても、交換用のアクリル板が廃版になっている
なんていうケースはよくあります。
そうすると汎用品で一番近いもの。特に色味を考えて、
このカーポートに一番合う、屋根材を選定するのです。
結構、気の長くなる作業です。
その割に売り上げが上がらないので、巷のリフォーム会社は受けたがりません。
街中にあるリフォーム会社は、『リフォーム営業会社』なので、
工事金額と商品金額に利益を乗せて、お客様にお出しします。
時間と手間がかかる割には、売り上げ金額があまり高くないので、
いわゆる、「おいしくない」ので『リフォーム営業会社』は
簡単に「カーポートがかなり古いので、取替用の屋根材(アクリル板)は廃版でありません」
「カーポート全体の交換しか方法がありません」と言います。
その点、INOKENは、『リフォーム施工会社』なので
施工することが会社の本業なので、こういった手間がかかろうが、かかるまいが
全力で挑みます。
むしろ、大変になればなるほど、『職人魂』が発揮してくるのです!
それでは、屋根材が選定できましたので、交換作業に入ります。
と、今回はここまで。
次回に交換作業をご紹介します。