それでは、内装に入ってまいります。
今回は、中古の戸建て物件のリノベとなります。
既存の洗面台やトイレの手洗いは、おしゃれなアンティークタイプの物なので、これをこのまま使用し、さらにグレードアップしていきます。。
左の2枚が洗面台。右がトイレの手洗いになります。
シックで素敵なのですが、こちらをリノベ。
お客様にご準備いただいたおしゃれな鏡を2か所とも取り付けます。
まずは、既存の鏡を外してクロスをはがします。
電気の配線や断熱材の確認をし、新しい壁を貼ります。
その壁は既存は石膏ボードでしたが、新規はべニアにします。べニア下地にすることによって、そこの壁に取り付けるであろう鏡やタオル掛けなどの納まりに役立ちます。
照明の取付位置の配線はべニアから出しておきます。
今回、洗面台照明は既存の位置に、トイレの照明は、横の壁に移動しました。
クロスを貼り、お客様ご用意のアンティーク調の鏡を取り付けて完成です。
照明も変更しておしゃれ度がグンっとアップしました!!
続いて、これまたおしゃれなニッチをキッチンの横に造作していきます。
まず、ニッチのご説明から。
ニッチとは、建築用語になり、装飾のために厚い壁面をえぐって作られたくぼみ台になります。
壁の状況を確認しながら、ニッチの位置と大体のサイズを決めて、壁に穴を開けていきます。
実際に、壁に穴をあけてみると実際の柱の位置と柱の役目が分かってきます。
真ん中の写真をご覧ください。
左にある3本の柱は、通し柱という1階と2階を貫いている柱で、2階を支える役目を担っています。その為に取ることは出来ません。中央部にある2本の柱は、間柱という柱になり、壁を作るための下地材になるもので、とることは可能です。
そのため、施主様と相談し、左の3本の柱の幅を考慮し、ニッチをサイズを決定しました。
非常にかわいらしいニッチとなりました。
ここで、職人よりひとこと言わせてください!!
このアーチです‼このアーチ、見る人が見れば難しいのが分かります。きれいな弧を描けるのが職人技です‼ニッチだけではなく、アーチ形の壁も造作で作ることがあります‼ アーチ形の壁…?
後日、そちらの方もご案内いたしますね。
それでは、今回は、ここまでにしておきますね🎵
次回をお楽しみに!!