最近の新築戸建てのお家にはなかなか見ることがなくなった木の戸袋。
昔の日本の家と言えば、雨戸があり、それをしまうための木の戸袋が象徴的ですよね‼
今回は、その戸袋の修繕についてお話ししたいと思います‼
戸袋は、当たり前ですが、雨戸をしまうための物。
つまり、窓のあるところにありますね。
そうすると、南向きなど、日当たりの良い方向にあります。そのため、どうしても日に焼けてしまい雨風にさらされて劣化してしまいます。
そんな時は、戸袋の修理を行いましょう🎵
今回、ご依頼いただきましたお家の戸袋は、2階にありました。
そのため、足場が必要となって参ります。
そこで、INOKENの秘密兵器『ローリングタワー』が登場します‼
こちらです‼2階建てのお家ならば、このローリングタワーが大活躍なんです‼本格的な足場を組む必要がないため、工期の短縮にもなるのです。
それでは、戸袋工事に取り掛かってまいります。
既存の状況はこちらになります。かなり劣化が進んでしまっています。
まずは、既存の戸袋を解体していきます。高所作業になるので、ヘルメット着用が必須です。
事前に塗装をしておいた板を取り付けます。
ここで、豆情報‼基本的にベニヤの大きさというのは、『サブロク《3尺×6尺)』と呼ばれ、 910㎜×1820㎜になります。しかし戸袋に使う戸袋用ベニアは、幅が少し大きくなっている特殊なサイズ(945㎜×1850㎜)になるんですよ‼
戸袋は900㎜幅の雨戸板を格納するところです。910㎜のべニアの戸袋では、格納しきれないため『945㎜幅の戸袋べニア』を使用します。
すき間に雨水が入らないように、コーキングを打っていきます。コーキングも良く目にするのは、白やグレーですが、こんな茶色の物もあるんですよ‼こちらで、一枚目が終了です‼
今度は、ローリングタワーを移動して、もう一方の戸袋です。こちらも解体を行いましたが、枠の補強が必要でした。内側の見えない部分ですが、しっかりと補修していきます。
こちらも、塗装した板を張り、コーキングを打っていきます。
あっという間に、両サイドの戸袋が新しくなりました‼
続きまして、玄関ポーチも修繕させていただきます。
施工前がこの様に塗装も落ちて板も傷んで来ております。
既存を解体して、新しいベニアを張りました。ライトは、一度取り外しました。
ケレン掛け。そして、鍵穴のパテ打ちです。水が入り込まないように、しっかりと塞ぎます。
木部下塗りです。これが一回目の塗装ですね!!
鉄部錆止めです。これは、とても重要な作業になります。数年後に大きな違いが出てきますよ‼
下塗りの完了です。これで一度乾かしていきます。
これで、最後の仕上げ塗になります。
ご覧ください‼戸袋と玄関ポーチなどの塗装を行っただけで、こんなにお家が見違えてしまうのです‼ 長い歴史経て傷んだお家も素敵なお家へと生まれかわります。
皆様、お家の気になるところお知らせください‼それぞれのこだわりをしっかり伝えてください‼ INOKENは一生懸命考えます。
こんな無茶な要望は無理かな?っと思うことでも、ぜひ一度ご相談ください。
100%叶えられなくても、別の引き出しを使って120%満足できるリノベができるかもしれません。
皆様の現在のおうちのお悩みをお聞きし、INOKENはお客様に寄り添い同じ気持ちになって、今後の生活空間を考え、お客様にとって最適なリノベをご提案させて頂きます。
ぜひ、INOKENの感動的なリフォームをご体験ください。
そして、近所のおうちのかかりつけ医のような役割として末永くお付き合いをさせて頂けたら幸いです。
INOKENはこんなこともやっています。戸袋編 《完》